しぜんA(2022-09-13, 27)

秋学期の1,2回目の記録。

9/13(火)(Ryo君欠席)

残暑といえる暑さでした。
この日は、Haruto君が拾った白いつるつるした石を見せてくれました。また、Mashiroちゃんが、家で作った結晶を持ってきてくれました。薄ピンクでとても繊細です。

このように、暑さもあり、最近、石や鉱石に興味を持ち始めた生徒さんがいることもあり、石のごろごろした沢へいきました。

ただ、この日はどちらかと言えば、春学期に行ったときよりもさらに奥の方を目指したいという気持ちもあり、Gin君が先頭になってぐんぐん進みました。

1年生の女の子二人は、靴のまま沢の流れの中を歩き、きもちよさそうでした。最後は京都一周トレイルの分かれ道のある、大きなメタセコイアの木があるところまで到達し、そこからまた引き返してきました。

帰り道、沢のほとりにシソが生えているのを、ふと生徒さんが発見し、少し持ち帰ったり、かじったりしました。

 

9/27(火)(Haruto君欠席)

クラス開始前から強い雨が降り出し、教室で過ごしました。

この日はKurumiちゃんが、海で拾ったという、穴の空いたふしぎな石や、かすかに緑色で白いツルツルした線が入った石、「透明の石」(実際は、ガラスが波に洗われて丸くなったもの)などを見せてくれました。石の穴は貫通していて、内側は人工的にあけたかのようなきれいな球形をしていました。それが自然にできたものか、人工的にできたものなのか、みんな興味津々でした。

雨で外で出られないときのために、少しずつ用意してあった粘土の原土、そこから粘土に精製している途中のもの(水分多め)、寝かせてあったもの(ほぼ完成)、沢の砂などを駆使し、それらをふるいにかけたり、混ぜ合わせたり、こねたりしながら、ちょうどよい粘り気に調整していきました。

作業の途中で、「お香を炊きながらしようよ」とGin君が提案してくれました。昨年度に、森であつめた材料で作ったコーン型のお香が残っていたので、それに火をともし、香りを楽しみながら作業を続けました。

粘土づくりをする傍ら、粘土と人類の歴史について紹介したり、クイズにして考えてもらったりしました。
また、「土偶はいったい何をかたどったものなのか」についても、クイズ形式で考えてもらいました。

それぞれ、少量の粘土で抽象的な形や、コップの形をつくりました。
さらにまとまった量の粘土を作ることができたら、土器や土偶にもチャンレンジしたいですね。

(担当 梁川)