西洋古典を読む(2021/12/8、12/15)(その1)

福西です。

ウェルギリウス『アエネーイス』(岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)を読んでいます。

7巻を読了しました。巻末は、イタリアの英雄たちのカタログです。

7.641-2

Pandite nunc Helicona, deae, cantusque movete,

qui bello exciti reges,

「さあいま、女神らよ、ヘリコンを開きたまえ。歌い始めたまえ。いかなる王が戦争に駆り立てられたか、」

と、武勇(virtus)に満ちた王たちが紹介されます。

第一陣は、神々を蔑するメーゼンティウス(contemptor divum Mezentius)とその息子ラウスス(Lausus)。

続いて、

ヘルクレスの子のアウェンティーヌス(Aventinus)、

ティーブルの創始者カーティッルス(Catillus)とコラース(Coras)の双子、

プラエネステの創始者カエクルス(Caeculus)、

馬を馴らすメッサープス(Messapus, equum domitor)、

等々。

最後から二番目の語られるのは、トゥルヌス(Turnus)。

トリを飾るのは、ウォルスキー族の女王カミッラ(Camilla)です。

このあたりは、固有名詞がテキストにたくさん並んで、ワクワクします。

(その2)に続きます。