1109 中学数学

浅野です。

寒くなってきたと思えばもう11月に入ってしばらく経っていました。時間の経過は早いですが、このクラスでは一回一回数学に真摯に取り組みたいです。

中1のMさんは学校で併用している問題集で一次関数のこれまで習ったところを練習しました。「以上」、「以下」、「未満」などの日本語も含めて、変域がやっかいです。グラフをかく際に問題となることもあります。方程式に一次関数と重い範囲が続いて大変ですが、しっかりとついていけるようにお手伝いしたいです。

中2のNさんは角度や対角線などの問題を楽しんでいます。星型の先端の5つの角度を足すと180°になるというのは有名な話ですが、その理由を説明してくれました。学校で説明したときは難解すぎて途中で止められたそうですが、山の学校でじっくりと聞くと論理的で納得できるものでした。多角形の対角線の本数や内角の和を求めるやり方もなぜそうなるのか説明できるほどに理解していたのが特筆に値します。

中2のTさんはいろいろなところから知識を得て、スマートなやり方で問題を解く傾向があります(泥臭くても自分のやり方に固執するNさんとは好対照だといつも思います)。「二辺夾角相当」といった便利な言葉も含めて、角度や合同のスマートな解法を身につけつつあるところです。

中3のOさんは今週も計算ミスや勘違いで二次関数の応用問題につまづいてしまいました。前者については自分の計算に自信がなく、そのせいで余計なことを考えて間違えてしまうという悪循環に陥っているようです。後者の勘違いというのも自分の立てた方針に確信が持てないことに由来しているような気もします。ここまではできると自分の中で自信が持てる領域を拡大していくのがよいかなと思います。