事務担当の梁川です。

この日は、郭 旻錫(カクミンソク)先生による韓国語クラスのガイダンスでした。

先生は留学生であり、研究者であり、韓国語教育にも力を入れている方です。

これまで、京都大学で大人数を相手にした授業や、塾など、色々な場所で教える経験をされたそうですが、受講生との対話に限界があったり、また、決まった教え方・ペースで教えなければならなかったりと、ご自身の理想とする教え方とは遠いと感じられたそうです。

そこで山の学校を知り、受講生に寄り添って、集まった方々との対話の中で学べることに、大きな期待を抱いていることをまずお話されていました。

「初級」については、「予習はなしで、復習だけしてきて下さい。そして次のクラスで、分からないこと、面白いと思ったこと、どんなことでもよいので、質問やコメントを投げかけて下さい。恥ずかしくないのでどんどん質問して下さい!講師の側でも思いもよらなかったような質問があって、そこで初めて伝えられることもありますので」ということを強調されていました。

韓国語は、日本人にとって非常に学びやすく、語彙も文法も似ていて、語順なんかは、「笑ってしまうくらい」同じなので、とても簡単!なのだそうです。

ただ、難しいところが2点あるとすれば、

1)発音

2)語尾

だそうです。

1)については、「せっかくネイティブの講師なので、最初からきちんと学ぶことをおすすめします。”アルファベット”にあたるハングル文字は、母音や子音を表すパーツの組み合わせなので、パーツが分かれば文字を見て、発音ができるようになります」とのこと。
読み方を覚えられるかどうか、そのあたりが、ゼロから始めたいと思っていた参加者の皆さん、「読めるかなぁ」「覚えられるかなぁ」と不安がっていた点です。

参加者の中でお一人、初級は独学で一通り学ばれた方がいらっしゃり、「私はK-popやドラマ、テレビなどで、よく出る単語やフレーズを耳にして、それはどうやって表記されているのかを調べ、なるほど、と理解することを繰り返しました。似た単語がよく出てくるので、それを見ているうちに覚えられますよ」とアドバイスして下さいました。

さらに、先生がご自身のお名前の綴りを例に、文字の仕組みを図解して下さり、みなさんなるほどと頷かれ、次第に不安は「へぇ〜、おもしろ〜い…!」に変わっていきました。

2)について、韓国語の動詞や形容詞の語尾活用は、「韓国語学習の8割」を占めるそうで、ニュアンスの違いに応じた活用が沢山ある点が非常に興味深かったです。

これについて深く学ぶことが、いわゆる韓国語学習の「上級」にあたるそうで、韓国語学習の先に待っている「お楽しみ」とも言えそうです。

 

さて、「講読」クラスについては、金承鈺『霧津紀行』、カリール・ジブラン、姜恩喬訳『預言者』の二つをテキストに選ばれた理由について、「簡潔で、非常に美しい文体なので、学習にはぴったり」だからだそうです。また、前者はページ数も少なく、無理なく読めて、1960年代の雰囲気を味わえますし、後者は言わずと知れた名著ですが、「愛について」「対話について」…のように、短い章立ての構成なので、受講生と相談し、どこからでも読み始めることが可能です。

授業は、予習して、音読・翻訳をしてもらい、文法を細かく見ていくスタイルです。

以上が私からの拙い説明となりますが、郭先生が、皆さんと対話をしながら韓国語を教えられることに、とてもワクワクされているのが伝わってきて、それは楽しい授業になること間違いなし!と心底感じられました。

最後には、「古代韓国語の発音が、日本語と似ており、今の韓国語は、古代中国語に似ている」といったエピソードも話して下さり、そうした色々な面白エピソードも、たくさん皆さんとの対話の中で伝えていきたいそうです。

是非、みなさん、この機会に韓国語を学ばれてみてはいかがでしょうか!お問い合わせをお待ち致しております。

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