『冒険者を読む』(ことば5~6年)

福西です。

『冒険者たち』(斉藤淳夫、岩波書店)のR君の要約の続きです。(以前の要約はこちら

記念に残しておきます。

『冒険者たち』(斉藤淳夫、岩波書店)

要約 T.Reiya

第三章

3‐4
夕方になるとノロイ一匹だけが現れました。そして代表者を一人送り、代表者が無事帰って来たら、残りのネズミ全員で食べに来るというのはどうかと提案しました。ガンバは断りましたが、高倉ネズミがガンバに、代表者を送ればいいじゃないかと抗議しました。そこでイカサマとガンバが代表者として食べ物のある海岸に行きました。

イカサマとガンバは海岸にイタチ達が隠れているのを見破ると、岩穴に戻ってノロイの作戦が失敗したことを告げました。イタチ達はこのことについてノロイを責めました。その時、オイボレが忠太のおじであるトキだと明かし、イタチの本性を見せるため、イタチの輪の中に入り、殺されました。

翌朝、ガンバとイダテンはツブリ達に助けを求めるために海を泳いでいきました。そして、イタチ達が岩穴に攻めてきました。

 

3‐5
ネズミ達は五人ずつ横に並び、誰か一人でもケガをしたらすぐに交代できるようにしました。イタチは連続で襲いかかりました。イタチは午前中ずっと攻撃を続け、午後になると、岩に穴を開けて中に入ろうとしました。それに気付いたボーボのおかげで、イタチの侵入は防がれました。その後イタチはネズミ達の恐怖心をあおりましたが、島の歌を歌うことで、元気になりました。

 

3‐6
海岸にはノロイがいましたが、イカサマがサイコロをふって皆を安心させ、岩山から脱出しました。その時になって、イカサマはボーボが死んでいることに気付きました。

ネズミ達は海を泳いでいきましたが、イタチが追いかけてきたため戦いました。ガクシャは、満潮の時の潮流の向きを間ちがっていました。しかしガンバがオオミズナギドリと共に空から攻撃を仕かけ、ついにネズミはイタチに勝利しました。

 

3‐7
ノロイの攻撃のせいで潮路は亡くなり、島でほうむられました。

二日後、ガンバとその仲間、そして島ネズミ三匹は帰りの船に乗っていました。ガンバはヨイショやガクシャのすすめを受けて冒険者になることを決意し、島からはなれていきました。

(完)