福西です。

『白い盾の少年騎士(上)』(トンケ・ドラフト、西村由美訳、岩波少年文庫)を読んでいます。

上巻を読み終えました。受講生のみなさん、おめでとうございます。

ティウリとマリウスは、ヤロの助けを得て、ターレン城からついに脱出します。ティウリはエヴィラン王とのチェスに後ろ髪をひかれながらも、その決着は捕囚の身ではなく、自由の身でなされるべきだと割り切ります。

脱走が発覚し、森に銅鑼や太鼓が鳴ります。ティウリたちは、川のむこう岸へ──自由へともがき進みます。

このとき、エヴィラン王はティウリの脱走を予期していたのではないか? という意見も聞かれました。なるほど、と思いました。

「人生には、平等ということはないのだぞ」(p448)

チェスの際、ティウリにそう問いかけたエヴィラン王。

「あってはならないだろ? だって、悪が勝利を収めることは」(p446)

その信念を行動の中心とするティウリ。

城の外で、「現実」のチェスが始まります。

 

受講生(担当者)の要約です。

「8 生死を賭けて」(H.A.さん)

生死を賭けてゲームを始めた。王は、白をとった。しばらくして王は出ていった。「三日目の夜」のおとずれまでゲームを伸ばさなくてはいけない。朝、アルダンヴェンが消えた。王はティウリを集中させないようつとめている。また、ゲームの決着は延長された。

「9 三日目の夜」(S.K.君)

三日目の夜、エヴィラン王は一言も話さず、チェスをして引き上げていった。王のいた時に、一度フクロウが鳴いた。王の退室後、鉄格子をけずっていると、再びフクロウが鳴いた。マヌケとティウリが下を見ると、一人の見張りが、もう一人の見張りを倒した。見張りのヤロの指示で、二人は城から脱出し、ヤロの計画に沿って東へ逃げた。途中捕虜の逃亡がばれたことを知り、しばらく進んだ所で、かくれて一夜をすごすことにした。

次は下巻で会いましょう!

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