福西です。

『白い盾の少年騎士(上)』(トンケ・ドラフト、西村由美訳、岩波少年文庫)を読んでいます。

消息をたったリストリディン騎士を探して、ティウリとピアックはイスラン城をおとずれます。次いで野生の森に足を踏み入れたところ、ティウリがエヴィラン国の赤い騎兵たちによって捕縛されます。ピアックは逃げおおせます。野生の森はダホナウト王国の領内ですが、なぜエヴィランが……というのが、これまでの出来事でした。ピアックはティウリの救助に懸命に動きます。

その間、ティウリは野生の森の最奥にある、ターレン城へと連行されます。

それが前回までのあらすじです。

第5章「赤い盾の黒い騎士」に入り、「4 ターレン城」と「5 チェスの対戦」を読みました。

ターレン城はその存在を忘れられ、いまはエヴィラン国の赤い騎兵たちの拠点になっています。赤い騎兵たちの主は、野生の森に住む「緑の男たち」という不思議な存在と手を結び、隣国のウナーヴェン国に対して不穏な計画を進めているようです。

赤い騎兵たちの主(黒い騎士)は、面頬で顔を隠しています。黒い騎士は、ティウリに昔のエトヴィネム騎士の姿を思い起こし、興味を持ちます。どうやら彼とエトヴィネムとは深い因縁があるようでした。

その正体とは?

ティウリは城に幽閉される間、彼とチェスで対決することになります。もしティウリが勝てば、黒い騎士は面頬を下ろす、という約束で。

一方、ティウリは内部の協力者によって、脱出を手引きされます。

 

以下、受講生の要約です。

「4 ターレン城」(T.K.君)

ティウリは無言で赤い盾の黒い騎士と並んで馬を進めた。ターレン城と赤い盾の家に到着する。そして、赤い盾の家に放り込まれる。ヤロが、マヌケの長ぐつにやすりを入れる。ターレン城の過去の栄光のあとがうかがえる牢獄に入れられる。マヌケの長ぐつに、「三日目の夜」と書いてある木の皮が入っていた。捕虜であるとは思えない食事が出される。そして、黒い騎士があらわれる。

「5 チェスの対戦」(T.E.君)

黒い騎士は面頬をつけたままアルダンヴェンをかけてチェスをしようとするが、ティウリはそれを拒否する。そして、ティウリが勝てば騎士の顔を見るという条件で始める。ティウリはリストリディンについて聞くが、何も知らないと答える。騎士が部屋を出てから、ティウリとマヌケは鉄格子をけずり、眠った。

上巻は残すところあと50ページ。これまでをあっという間に感じます。

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