福西です。

『白い盾の少年騎士(上)』(トンケ・ドラフト、西村由美訳、岩波少年文庫)を読んでいます。

第4章「ピアック」の3と4を読みました。

ティウリが野生の森で「敵」に掴まり、ピアックは命からがら逃げおおせます。そしてティウリを助けるための援軍を求めにいく途中、森の廃墟で力尽きます。そこまでが前回でした。

今回は、その廃墟に住むアーデルバルトという男の介抱を受けて、ピアックが元気を取り戻します。そして彼の力を借りて、野生の森を抜け、ブラウン修道院にたどり着きます。そこのヒロニムス大修道院長はティウリが以前お世話になった人物です。ヒロニムスはピアックから事の次第を聞くと、最寄のミストリナウト城に援軍を求め、首都のダホナウト王にも使者を立てます。

「たくさんの兵が必要です。なぜなら、たくさんの敵がいるから」と訴えたピアックは、焦りながらも、ひとまずは使命を果たしたことに安堵し、眠りにつくことができます。

この「ピアック」の章は大変面白いです。上巻の一つの山場です。来週はその章の最後まで読む予定です。

 

中学1年生のKagaya君が先週から参加し、受講生が5人に増えました。Aoniさん、Chihiro君、Eisuke君、Kagaya君、そしてKai君。(アルファベット順)。(私も含めて)6人分の要約、気付いたこと、共感したところ、意見が重なります。時間はあっという間に過ぎ、クラスはより活気づいています。

 

【追記】

次のような質問がクラスでなされました。

「『川は詩のように自由だ』とありますが、どういう意味だと思いますか?」

これに対し、Eisuke君が次のように答えました。

「俳句や短歌は音数に制限があるけど、詩には制限がない。一方、川は集まり、海へ流れ、蒸発し、降り注ぎ、また川になる。その限りない様子が「詩のように」とたとえられたのだと思います」

と。私や他の受講生たちは、川の「流れ」に注目して「詩のように」と思ったのですが、Eisuke君は平面的ではなくて立体的・時間的にとらえていました。

そのような自分と異なる見方を知ることは、有意義だと私は感じました。

 

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