図形のお話を読む(かず5~6年A、2019/5/22)

福西です。 『図形のお話』(中田寿幸、実業之日本社)を読んでいます。

テキストのp64-89を音読しました。

内容は、対称図形と立体図形です。

線対称と点対称を、おりがみを使って確認しました。

立体の表し方に三面投影図、見取図、展開図の3つがあることをみました。

面白いのは投影図です。立体を認識するのに、三つの影が必要だということです。一つ欠けると、たとえば上から見た影の情報がないと、円柱と五角柱の区別がつかなくなります。

立体なら3つ、面なら2つ、線なら1つの影ができます。

展開図の内容では、さいころのそれが11種類あることを知りました。

残りの時間は、テキストに載っていたタングラムをしました。簡単そうに見えて、難しかったです。

 

また、授業の最初に、倍数について質問がありました。

倍数は、要するに、九九の延長です。

以下のように、自分で表を作ります。

3の倍数 3、6、9、12、15、18、21、24、27、30・・・

5の倍数 5、10、15、20、25、30・・・

そして、

「3と5の公倍数を見つけよ」という問いには、

5の倍数(大きい倍数)の方を基準に、(これがミソ)

が3の倍数の表に出てくるか → ない

10が3の倍数の表に出てくるか → ない

15は? → あった! (最初に見つかったこれが、最小公倍数)

20は? → ない

25は? → ない

30は? → あった! (これが2番目の公倍数)

 

15、30と見つかったので、ここで気づくと思います。

つぎは、

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です。

つまり、公倍数は、最小公倍数を見つけてしまえば、

あとはその1倍、2倍、3倍……と見つけることができます。