かず5~6年(2019/4/22)

福西です。

『図形のお話』(中田寿幸、実業之日本社)のp36~47を読みました。

内容は二つありました。

一つ目は作図です。コンパスで正三角形、正方形、正六角形の作図をしました。

Aちゃんは正六角形が正三角形6つからなることに、目が開けたようでした。

正多角形の「正」は「辺の長さが同じ」という意味です。

そこで、なぜ同じ半径の円二つで正三角形が描けるのか、なぜ正六角形は正三角形6つでできているのかを、考えてもらいました。

二つ目は、正多角形で平面を敷き詰める問題です。

円ではすき間が生じますが、六角形ならぴったり埋めることができます。

正方形でもできます。しかし、正方形で敷き詰めたものは力を加えると、平行四辺形に変形しやすいです。円に近い六角形で敷き詰めた方が力を分散させやすく、強固な構造を持ちます。

なら、正八角形は? と思います。

けれども、それだとぴったり敷き詰めることができないことを確認しました。

やっぱり六角形がいいのだなと納得しました。

 

残りの時間は、『論理パズル』を一題解きました。

白紙に、なぜそれが答か、論理的に説明した文章(証明)を記してもらいました。

 

読み解く力と、白紙に書き込む力。これを続けていくと、きっとさまざまな自信につながると思います。