ことば1~2年(2019/4/9)

福西です。今年度もよろしくお願いいたします。

『黒ねこサンゴロウ2 キララの海へ』(竹下文子、偕成社)の1章を読みました。

サンゴロウはマリン号の船乗りで、うみねこ島を拠点にしています。

サンゴの運搬でもうけたお金を、うみねこ島のサンゴ屋に渡しに行くところから話は始まります。そこで、見習い水夫のイカマルから、「ナギヒコ先生が呼んでいた」と聞きます。

次回、ナギヒコ先生に会いに行きます。ナギヒコは医者で、「みんなには内緒だが、〇〇の危険が迫っている。そのために〇〇へ行って、〇〇を手に入れてきてほしい」とサンゴロウに依頼します。さっそく本のタイトルの内容が動き出します。お楽しみに。

後半は、次の俳句を紹介(去年の受講生にはおさらい)しました。

つばめつばめ泥が好きなる燕かな 細見綾子

チューリップ喜びだけを持つてゐる 綾子

燕とチューリップが春の季語です。二句とも愛唱性があると思って紹介しました。チューリップの句が受講生たちにはとくに好まれました。繰り返し暗唱して、リズムを味わいました。

残りの時間は、こども歳時記を見ながら俳句を作ったり、上の二句を書き写したりしました。

また、受講生たちが去年(あるいは幼稚園で)作った俳句を読んで振り返りました。