西洋の児童文学を読む(2018/11/15)

福西です。

『白い盾の少年騎士(上)』(トンケ・ドラフト、西村由美訳、岩波少年文庫)を読み始めました。

先週読了した『王への手紙』の続編です。この日はプロローグ。担当はS君でした。

リストリディンは一人で森をさまよい、イスラン城を探していた。物思いにふけっていると、雪の上に足あとがついているのに気付いた。(S君の要約)

いつものようにテキストを音読し、そして要約、語彙、まねたい箇所、共感した箇所、気づいたことを共有しました。

また、今回から「質問時間」を10分設けることにしました。

週の担当者以外が質問を一つ考えてきて、担当者がそれに答えます。

・カラスの鳴き声にはどういう効果があるのか?

・なぜリストリディンの手は剣の柄に置かれていたのか?

・回想のエトヴィネムの言葉は『王への手紙』のどこに書かれていたか?

などの質問が出されました。

残り時間で、『王への手紙』の最後の節を、みんなで再び読み合わせしました。(先週お休みだったT君が揃ったので)

 

【お知らせ】

秋学期はあと1回、11月22日(木)が最終です。冬学期は12月6日(木)から再開します。

テキストが新しくなったばかりなので、今がチャンスです。本が大好きな方のご参加をぜひお待ちしています。

(なお、今扱っているテキストは、岩波少年文庫の基準では「中学以上」となっています)