つくる5~6年(2018/6/18)

福西です。

この日は、3人で竹とんぼを作りました。

(最初の時間はChi君は船の続き、T君はホットボンドの玉、R君はヘリコプターを作りました)

竹とんぼは、市販の安物をどこまで改良できるかに挑戦しました。

市販のそれは買ってきたままの状態では、はっきり言って、飛びません。それを「飛ぶようにする」のが今回のミッション。

一つには、羽をできる限りカッターナイフで削りました。(羽の断面をななめにする)。そして強度を維持したまま、軽量化しました。

また、羽を軽くあぶって、竹を柔らかくしながら、ペンチでひねりを加えました。そうすることで、より上向きの力(揚力)を得ることができました。

もともとは羽と軸が分離する仕様でしたが、一体化させました。その際、穴がぐらぐらしていると回転力が逃げてしまうことが分かったので、接着を確実にしました。

軸も削って、軽くしました。ただし、手に当てて回す部分まで削ってしまうと、動力が伝わりにくくなるので、逆効果だとわかりました。

左右の羽のバランスのほかに、羽と軸との上下のバランスも大事でした。重心をどこにするかで、竹とんぼが失速したりしなかったり、いろいろな問題が見えてきました。

スマートに飛ぶと、素朴なうれしさがありました。

工夫した甲斐がすぐに伝わってきました。