8月20日の将棋道場のご報告です。
今回は半年にいちどのトーナメント大会でした。

 

今回の優勝は、最近活躍のめざましいShoくんでした!Shoくんは現在、将棋道場で唯一の3級で最上級者です。前回のトーナメント大会では準優勝でしたが、この半年間で着実に力をつけ、最上級者に恥じない勝ちっぷりを見せてくれました。Shoくんの強みは鋭い攻撃力です。とくに終盤に強い!いちど寄せにかかると、滅多には負けない印象です。

 

準優勝は5級のJuくん。Juくんもこの半年間で着実に力をつけてきました。Juくんは振り飛車党で、きっちり王様を守ってから、センス良く攻めることのできる強さをもっています。初心者はとかく攻撃ばかりに目がいって、王様を守ることへの意識が低くなりがちなのですが、Juくんはそのあたりのバランスがしっかりしています。今回は惜しくも決勝戦で敗れてしまいましたが、今後、Shoくんのよきライバルになるのでは、と期待しています。

 

3位はFuちゃん、4位はTeくんが、姉弟コンビで受賞。ふたりとも以前に比べると、ずいぶん将棋がしっかりしてきました。まだ時々ミスはありますが、3手先を読みながら次の手を考える習慣がついてきたように思います。ふたりともまだまだ成長の余地があると思うので、この調子でがんばってほしいところです。

 

 

今回は、トーナメント大会を始める前に「みんな、今日はいつもより5秒長く考えるようにしてください」と言いました。子どもたちの将棋を見ていると、深く考えずに思いついた手をパッと指して、簡単に大駒(飛車や角)を取られてしまう場面をよく見かけます。これはとてももったいない。自分が指す前に少し時間をかけて、「本当にこの手でだいじょうぶか?」と考える癖をつければ、こういった簡単なミスは防ぐことができます。

 

また、「自分が指したい手」を指すだけでなく、「相手が次にどう指したいか」を考えることも大切です。相手が次にどんな手をねらっているのか、それを防ぐためにはどうすればいいか、ということまで考えられるようになれば大したものです。自分がこう指す、相手がこう来る、それに対してこう返す、という風に「3手の読み」ができるようになれば、この将棋道場では5級くらいの強さがあるのではないでしょうか。

 

将棋道場でも、少しずつこのような「3手の読み」や「相手の指したい手」を考えられる子どもたちが増えてきました。また、今回のトーナメント大会では、対局中、みんなが盤面に集中して、ぴりっとした空気が張りつめている場面が多く見られました。将棋が強くなるとともに、対局への集中力も高まってくるものです。対局前・対局後のあいさつも、恥ずかしがらずにはきはきとできる子どもたちが増えてきました。

 

将棋道場ももう始めて長くなりますが、将棋の実力だけでなく、勝負への集中力や礼儀などの面でも子どもたちが成長してくれると、とても嬉しいです。今後もよい雰囲気の将棋道場を続けられるように、子どもたちと一緒にがんばっていけたらと思います。

 

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