ラテン語初級講読(クラスだより2010.2)

山びこ通信(2010.2)より講師のメッセージを転載します。

キケロー『友情について』を2名の参加者とともに読み進めています。一回10 行程度について、朗読の上で訳していただいた後、文法事項の確認など詳細な説明を行っていきます。そのため10 行程度で90 分は十分かかっています。

初級においては、テキストを発音して読むことが大切だと思います。母音の長短やアクセントの規則などは、自分で読み上げることによって体に覚えさせるのが一番でしょう。辞書をまめに引いて発音を確認することは地味な作業ですが、ラテン語の性質を身につけるための近道ではないかと考えています。

次期も引き続き『友情について』を読み進めます。初級文法を学ばれた方であればどなたでも参加できます。次期は33 節前後から読むことになるかと思いますが、詳細はお問い合わせください。(文責 前川裕)