山びこ通信」2017年度冬学期号より下記の記事を転載致します。

『中学英語』2〜3年

担当 吉川 弘晃

 中学英語の授業ではこれまで通り、各回で決めた文法項目ごとに編集された例文集をコピーして、その場で講師と生徒さんが一緒に音読し、文中の単語や時制を変えて作文クイズを行い、来週までに例文を覚えてきてもらっています。この取り組みの狙いは、生徒さんの語彙力が補強されるだけでなく、英語で簡単な文を書くということにも慣れてもらうことにあります。

 一方で学年が上がってくると、短い文だけでなく、一定の量の文章を読む訓練も必要になります。いわゆる長文問題は、一つひとつの文章を順番に追うのが基本です。しかし、複数の文が集まった長文で注意すべきは、文と文の繋がりを示す言葉、つまり接続詞に注意することです。andやsoであれば順接(AだからBになる)及び情報の追加(Aに加えてB)、butやhoweverであれば逆説(Aに対してB)といった接続詞は、前後の文章の関係を表すヒントになっているので、そこを見過ごさないようにしましょう。そして、長文問題で最も苦労させられるのは、正誤問題(選択肢の中から文中の内容に即した文章を選ぶ)です。コツは、いつも生徒さんに伝えているように、「選択肢の誤った部分に×をつけて残ったものを選ぶ」というものです。消去法を使うことで、必要に応じて素早く読んだ文章を見直す癖がつくので、先入観による誤答が減ることでしょう。また、長文に慣れてきたら最初に正誤問題の選択肢の内容を確認した上で、英文に取り組むのもいいでしょう。もっとも、細かい箇所の理解は文法や語彙力がものを言いますので、普段からの小テストや単語の勉強は大事にしてください。

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