0112 山の学校ゼミ(倫理)

浅野です。

 

フランクルの『夜と霧』を読みました。

 

強制収容所の体験が淡々と、そして具体的に記述されています。実体験に基づいているので重みがあります。そうした極限状況でも人間には自由があると主張されます。自分が周りの世界に意味を求めるのではなく、自分が周りの世界からどういう意味を求めらているのかを考えるのだというコペルニクス的展開の話もあります。

 

つらいことがあったときには、それをネタにして誰かに話そうとか、これを小説にしようとか考えると耐えられるということだと解釈できます。