キケローを読む

山下です。

今日は、予定通り1節と半分進みました。

今回は、被告の弁護という本題から少し離れ、「なぜ私たちがこれほどまで彼に魅了されているのか」とキケローはのべ、次回から読むところの、学問論、とりわけ文学論にスムーズに移行する流れを作っています。

今日は、参加されているKさんから論文の抜き刷りをいただき感銘を受けました。これが二本目ではありますが、今回も専門とされる領域において、キケローの議論をからめた論を展開されていたからです。

アルキアース弁護を終えたら、次は「義務論」を読みたいとクラスでは意見が一致しています。

いつかは「国家について」も・・・。