7/9 かず(3~4年A)補講

岸本です。

今日は補講ということでしたが、
2人しかこれなかったのは残念です。
今回もパズルと間違い探しをやる予定でしたが、
人数が少ないということもあり、Kくんがおじいさんから教えてもらったという将棋のコマを使った双六のようなゲーム(名前を忘れてしまいました(汗))をやってみました。

ルールは、金将4枚を振って表裏などで進む数を決め、将棋盤の一番外側をぐるぐる回るというものです。
最初の自コマは「歩兵」で、ちょうど隅に止まると「香車」に、また隅に止まると「桂馬」にという風にだんだんと「王将」まで成長していきます。
いったん王将まで成長すると、今度はそれまでとは逆に「歩兵」まで下がっていきます。ただしそのときは裏、つまり「成金」になるわけですが。
そして最初に「ト金」になった人が勝ちとなります。

このゲームはただ回ってコマを成長させるだけではなく、それぞれが対面したときや、追い越されたときに、「戦争」や「撃墜」といったルールがあり、それを駆使して勝利を目指します。

「かず」の時間としては、サイコロの代わりとなる「金将」の組み合わせがかなり複雑なので、瞬時の計算力がつくと感じました。
たとえば表1枚につきは1つ進むのですが、
| ̄\もしコマが左のように立つと
|_/5マス進めます。
また
 /\ もしコマが左のように立つと
 │_│10マス進めます。
普通のサイコロを使うより、単純な計算力がつくと思います。
2人とも4年生なので、しっかりできていました。

そしてゲームとしてですが、いったん「撃墜」されると回復するのには相手がちょうど反対側のマスに止まらないといけないのですが、これが以外に難しく(特に今日は3人だったので)、なかなか復活できません。
そこで私が「自力で回復できるルールを作ってみたら?」と提案したのですが、他の二人に一蹴されてしまいました(笑)。
ルールを守るということが徹底されていたのに驚きました。
ただ、私的には自分たちで面白くなるようにルールを変えていくのは悪くないとは思います。
それでゲームバランスを保つのは難しいですが、そのときにいろいろと考えることは、勉強でも社会でも使えるものだと思います。
今度このゲームをやるときに、もう一度提案してみようと思います。

最後の授業だったのですが、上のように人数も少なかったので、今日やる予定だった分は夏休みの宿題にしました。
枚数は多めで、問題も難しいかもしれませんが、是非頑張ってください。