「山びこ通信(2014年度冬学期号)」より、下記の記事を転載致します。

『新約ギリシャ語初級』             担当 堀川宏

 昨年12月から、新たに新約聖書のギリシャ語を学ぶ授業がスタートしました。土岐建治『新約聖書ギリシア語初歩』(教文館)を教科書に、いずれも熱心な2名の受講生とともに学んでいます。2月5日現在、第9章まで進んでいます。
 新約のギリシャ語は、古典ギリシャ語(紀元前4世紀頃までのギリシャ語)に比べて比較的学びやすいと言われます。それでも、多様な語形変化のパターンを記憶し、それに習熟してゆくためには、日々の地道な努力が不可欠です。授業ではそのことを再三確認しつつ、ギリシャ語の文例が示す文法的な特徴を手がかりに、なるべく正確に意味を立ち上げてゆく練習をしています。6回ほどの授業を通して、ずいぶんスムーズに意味をとれるようになってきたように思います。
 今後も同教科書を、無理のないペースで進めてゆく予定です。先へ進むにつれて既習の文法事項が増えてゆきます。受講生には今後も、記憶すべきことをそのつど確実に記憶するようにし、一度学んだ文例は折に触れて口ずさむなどして、既習事項への習熟に努めることを望みます。授業での解説や雑談が少しでもその役に立てばと思っています。

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