福西です。

『最後に止めを刺したのは…?』
洞窟の奥で、財宝の上にドラゴンが眠っていました。それに対して戦士、魔法使い、僧侶、盗賊が戦い、四人は次のように話しています。ただし本当のことを言っているのは一人だけです。
戦士「魔法使いが止めを刺した」
魔法使い「僧侶が止めを刺した」
僧侶「戦士か魔法使いが止めを刺した」
盗賊「魔法使いか僧侶が止めを刺した」
さて、本当にドラゴンに止めを刺したのは誰でしょうか。

Ku君の解答(「誰が正直者か?」で場合分けしていました)

<せ>…戦士 <ま>…魔法使い <そ>…僧侶 <と>…盗賊

仮定1 <せ>がしょうじきの場合
矛盾 あり
理由 <と>がいっていることは、<せ>のいっていることと矛盾するから。

仮定2 <ま>がしょうじきの場合
矛盾 あり
理由 <ま>がいっていることと、<と>がいっていることが矛盾するから。

仮定3 <そ>がしょうじきの場合
矛盾 なし
(このとき、<そ>×、<ま>×、<せ>○、<と>×となる。ただし○は止めを刺した、×は止めを刺さなかったの意)
*結果的に止めを刺したのは一人だというのが分かります。

仮定4 <と>がしょうじきの場合
矛盾 あり 
理由 <と>のいっていることと、<ま>のいっていることが矛盾するから。

答 止めを刺したのは、戦士だった。

Ke君の解答(「誰が止めを刺したか?」で場合分けしていました)

仮定1 もし戦士がとどめをさしたら
矛盾 なし
(このとき、僧侶…本当、魔法使い…うそ、戦士…うそ、盗賊…うそとなり、「本当のことを言っているのが一人だけ」という題意を満たす。)

仮定2 もし魔法使いがとどめをさしたら
矛盾 あり
理由 しょうじきは一人しかいないのに、僧侶・戦士・盗賊は本当のことを言っているので(矛盾する。ゆえに)、魔法使いはとどめをさしていない。

仮定3 もし僧侶がとどめをさしたら
矛盾 あり
理由 しょうじきは一人しかいないのに、しょうじき物(者)が二人いるので(矛盾する。ゆえに)、僧侶はとどめをさしていない。

仮定4 もし盗賊がとどめをさしたら
矛盾 あり
理由 しょうじき物(者)は一人いるのに全員しょうじき物(者)がいないので(矛盾する。ゆえに)、盗賊はさしていない。

答 止めを刺したのは戦士だった。

注意:細かいことですが、実は問題文に「止めを刺したのが一人だけ」とは書いていません。それなので、Ke君の仮定の立て方の場合は、あらかじめ止めを刺したのが一人であることを証明しておかなければなりません。

コメント
今回の問題は、「止めを刺す」ことと「うそをつく」ことで若干の混乱が見られましたが(たとえば、止めを刺した者=うそをついている、など)、途中で気がついて修正し、答までたどり着いていました。次回も健闘を祈ります!

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