0120 小2かず

浅野です。

当日はこの時期にしては珍しいほど暖かい日でした。いつも元気な生徒たちにとってはむしろ暑かったくらいでしょう。

先週は2けたの足し算、引き算の百マス計算をしました。さすがに量が多かったのか飽き気味でした。どのようにしたらこれらの計算が楽にできるかなと考えて、一昔前にインド式計算術というものが流行っていたのを思い出し、それをこのクラスでも導入してみようと考えました。

例えば、「47+28」や「47-28」という計算を、日本では筆算で計算するように習います。それはそれで確実な方法ですが、暗算には不向きです。インド式では次のように計算します。

 47+28
=40+7+20+8
=60+15
=75

 47-28
=47-30+2
=17+2
=19

このように書くと面倒に見えますが、暗算をするならこちらのやり方のほうが楽です。計算が速い人は特に意識せずともこのようなやり方を採用しているはずです。

実際、このクラスでも無意識的にこうしたやり方をすでに使っていた生徒もいました。今回はその計算過程を意識化してもらうために、上のような式を書いてもらうようにしました。いちいち式を書くのを面倒がる生徒もいましたが、こうした考え方があるのだということが伝わっていればうれしいです。