かず4年

福西です。2/17の記録です。

この日は論理パズルの第3問をしました。
2010_2_17論理パズル第3問.jpg
(Sちゃんの答案)

問題は、以下の通りです。

『きつね』
ここに、A、B、Cの3人の男がいます。一人はしょうや、一人はりょうし、一人はきつねがばけたものです。
 しょうやは、りょうしに勝ち、
 りょうしは、きつねに勝ち、
 きつねは、しょうやに勝ちます。

しょうやとりょうしはかならず正しいことを言い、きつねはかならずうそを言います。さて、三人がつぎのように話しています。

 A 私はCに勝つ。
 B 私はAに勝つ。
 C 私はしょうやです。

さてAは、しょうや、りょうし、きつねのどれなのかを当ててください。

まずは図をかいて考え、答があることを確認します。次にその答までの道筋を紙に書いて整理してもらいました。

ryousi.jpg
(Sちゃんのかいた図)

Sちゃんの書いた文章です。(漢字などは「原文まま」です)

はじめに、しょうやは、りょうしに勝ち、りょうしは、きつねに勝ち、きつねは、しょうやに勝ちます。

しょうやと、りょうしは必ず正しいことをいいきつねは必ずうそをつきます。

まずはじめに、Cが本当のことを言っていたら、CはAにまけるといっているので、Aはきつねになります。
Bは、Aにかつといっているので、Bは、りょうしになります。
でも、Aのきつねは本当のことを言わないので、Cのしょうやがきつねに勝つことになるので、おかしい。

Cがもしうそをついていたら、Cは、きつね。Cのきつねに勝つのは、りょうしなので、Aはりょうしです。それで、あまったBが、しょうやで、しょうやが、Aのりょうしに勝つと言っているので、正しいです。

A.Aは、りょうし。

Sちゃんは、「Cが正直が、うそつきか」に着目して考えてくれました。それで、Cが正直の場合は、矛盾(きつねが正直なことを言ったり、庄屋がきつねに勝ってしまうこと)が生じて「ありえない」と結論しています。そして、Cがうそつきの場合だけが、矛盾が生じないので、これが答です、と。はい、その通りです。言うことなしです(^^)