かず4年A 3〜4回目

 小林です。

 早くもゴールデンウィークが終わりお山の教室も再開しております。ゴールデンウィーク明けおよび、ゴールデンウィーク前のかず4年の報告させていただきます。

 ゴールデンウィーク前は、わり算の練習と迷路(方向つき)をした後、石取りゲームを行いました。浅野先生/岸本先生が他のクラスでやっていたものですが、ルールは一人1〜3個ずつ石を取り合っていき、最後の石を取った方が負けというものです。今回は20個の石(おはじき)で勝負しました。ポイントは16個目の石を相手にとらせることでそうすれば必ず勝てます。16個目をとるためには12個目を12個目を取るためには8個目を………とすると先行をとると必ず勝てるようになっています。下図参照。○を相手にとらせると勝てる。
1 2 3 ④ 5 6 7 ⑧ 9 10 11 ⑫ 13 14 15 ⑯ 17 18 19 20

 勝負し続けましたが、Hちゃんも規則性にしだいに気づいていって、半分くらいまで進むと「負けたあ」と気づいて悔しがるなどしていました。最後に先行をとったHちゃんが勝ったあと、先週に引き続き少しだけ折り紙をしました。はさみをつかって雪の結晶をつくったりしましたが、ここでは家でつくってきてくれた力作の百合を紹介しておきます。

DSCF1261up.JPG

DSCF1267up.JPG

DSCF1268up.JPG

 葉っぱや蔓、めしべおしべなど細部までよく作り込まれた職人芸で、完成度とその美しさにびっくりしました。家で丁寧に作ってくれたのかと単純に嬉しいものがあります。写真がやや粗いのが申し訳ないです。

 ゴールデンウィーク明けは、前回積み残しの足し算迷路を一緒に解いた後、わり算のドリルに取り組みました。最初まだ苦手だったわり算もかなりしっかり解けるようになってきています。余りが出るものから答えが3桁になるものまで多少難しくはなっていますが、繰り返し練習をして自信つけてもらいたいと思います。少しわりざんのプリントを宿題としています。
 わり算をしっかりやった後、ゴールデンウィーク前に約束したトランプでのゲームをしました。スピードの他、Hちゃんのお父さんが考えたゲームを教えてもらい、勝負しました。大きい方の札を出した方がカードをとれて、最後に多い方が勝ちというシンプルなものですが、引き分けの場合カードが場にプールされて次の勝負にもちこされたり、ジョーカーで強弱が逆転したり(1が一番弱かったのが一番強くなる)というのがポイントで、心理を読む要素がかなり出て来て面白いゲームでした。時間が足りなかったのが残念でしたが、またやってみたいと思います。
 次回は、わり算の練習を引続き行う他、「魔法陣」を紹介してみようと思います。