『中学数学A』クラス便り(2014年11月)

「山びこ通信(2014年度秋学期号)」より、下記の記事を転載致します。

『中学数学A』

担当 福西 亮馬

 毎週、学校の進度に沿って、最近の復習をしています。問題集のページにして、だいたい6~10ページほどを、いつも集中して取り組んでくれています。このクラスには二人の生徒がいますが、二人とも課題に忠実であり、気を抜かないところが立派だと思います。また自分の苦手な部分があれば、自己申告して、その問題を詰めることを進んで欲してくれます。その分、着実に力がついているように思われます。勉強は、なかなか自分の思い通りに行かないものの代表格ですが、それに対して、あれこれ自分の外側に理由を見出そうとせず、自分が変われば一番早いのだという前向きな意識が見られます。素朴で真っ直ぐな姿勢だと思います。その状態を維持していけば、今ある宝物をより磨いていくような、きっと素晴らしいことになるでしょう。

 秋学期は、1年生は「一次方程式」を、2年生は「1次関数・グラフ」をしました。このあたりは、むしろ得意になりやすい単元です。とはいえ、応用問題ではいくらでも難しいものが考えられるので、それに出会うと、萎縮してしまうことがあるかもしれません。けれども、基本はできています。萎縮して基本を落とすと勿体無いので、基本から先にして、その後で「これができるのなら、あれもできるのではないか?」と思って、チャレンジしてください。