かず1~2年A・B

福西です。今学期もよろしくお願いいたします。

9/2、9/3

間違い探しと、マッチ棒パズルをしました。

Aクラスには、新しく2年生のEichiro君と1年生のAtsuki君が加わりました。そのはじめとして、足し算パズルをしました。緊張もあって、少し難しかったかもしれませんが、一度コツをつかんだら、面白くなっていくので、ぼちぼちしていきましょう。(もうだいぶコツをつかみかけています)。

ReikaちゃんとMichitada君は、前学期から参加ということもあり、最初の頃の緊張もなく、今ではすっかりクラスに溶け込んでくれています。いつも二人からは、「今日は何?」とたずねられるのですが、その問いに対して私がどんな答を用意してきていても、「やったー!」というリアクションを返してくれます。打てば響くようなこの関係を、ありがたく思っています。楽しむ気持ちをいっぱい詰め込んで臨んでくれていますね。

Bクラスでは、だいぶかかると思っていたマッチ棒パズルが、意外とあっさり解かれてしまったので、残りの時間はトランプで『21』(ブラックジャック)をしました。Ryohei君が、この手の確率のからんだ取り組みでは読みの力を発揮し、大差をつけて圧勝。羨望をほしいままにしていました。

 

9/9、9/10

先週、迷路をしたいという声があったので、それを用意してきました。さくさくとけて楽しそうでした。時間のあまった人には間違い探しをしてもらいました。

後半は、迷路つながりで、『魔法のラビリンス』というボードゲームをしました。トランプの神経衰弱のように、記憶力がものをいいます。見えない壁を覚えつつ、紋章を5つ集めて回るというストーリーが、1~2年生たちにはイメージしやすいのか、割と人気があってリクエストが多いです。

前にもしたことがある生徒は、さすがにルールを覚えているものですね。アイテムの使い方など、新ルールの追加を催促し、より深みのある進展を楽しめました。

 

9/16、9/17

前回は簡単な迷路をたくさんしたので、今回は『絵の出る迷路』の1問に挑戦してもらいました。15分ぐらいかけて、粘り強く絵が出てくるまで試行錯誤してもらいました。出てきた絵は、Aクラスはユニコーン、Bクラスはペガサスでした。

『長さくらべ』の問題をしました。「どちらが長いか?」を答えるのに、定規をあてるのではなくて、理屈で考えていきます。式で表せば、A+BとA+Cを比較するのに、B>Cであれば、A+B>A+Cであるといった関係を見抜くことです。

「ここと、ここは、同じ長さ」「斜めと、まっすぐなら、斜めの方が長い」「どちらも同じ円の上半分と下半分なので同じ」など、日常語に直せば簡単に思える問題でも、意外と、三角不等式など深い幾何(数学)が隠れています。それを感じてもらいたかったので取り上げました。

後半は、Aクラスでは、『ゴブレット』という新しいパズル(ボードゲーム)をしました。ルールを覚えたてなので、お互いに手が深く読みきれておらず、あっさりと勝負がついてしまって苦笑する光景もありましたが(^^;)、極めればチェス並みに奥が深いので、また慣れていきましょう。

Bクラスでは、前回『魔法のラビリンス』でくやしい思いをしたYutaka君が、「あれやりたい!」と宣言。それをしたところ、見事リベンジを果たしていました。前回の様子でも、最後まで前向きな気持ちでいたことの、その雌伏からのつながりもあって、すごく嬉しそうでした。(前回は、一位がRyohei君、二位がRyotaro君とMasato君、四位がYutaka君でした)。

前半では割と決まったことをしてもらっていますが、後半では科目の土台にあたる「考えることが好き」になることを応援しています。過程において、その都度、ピカピカした発想や思案があって、「なるほど、そう考えるんだなあ」と感心しています。そのように、いろいろな切り口で、生徒たちの思考の道筋を見せてもらっています。