0119 小4かずB

浅野です。

今回は予告通りR君が持ってきてくれた香港版モノポリーをしました。

まず驚かされたのが盤面やカード、説明書の文字です。中国語がメインで英語も併記されていますが日本語はありません。幸いモノポリーの基本ルールは覚えているので問題にはなりませんでした。土地の名前もすべて香港の実際の地名になっているので、なじみがあれば楽しいでしょう。

次に驚いたのはお金の単位です。初期値が15,000,000(香港ドル?)でした。これを1500ドルだと読みかえればオリジナル版と比較できます。そしてクレジットカードの計算機では百万をM、千をKとして処理するようになっていました。2Mと言われても高いのか安いのか直感的にわかりません。

実際のゲームが始まるとこうしたことにもすぐ慣れました。そしてそろそろ4人の性格や好みもなんとなく見えてきました。Y君とR君は最初から飛ばし気味に交渉をして土地の独占を狙います。他方でK君とI君は序盤に現金を蓄えて後半に仕掛けるタイプです。

今回はR君が公共会社とオレンジを揃えて家も何軒か建てました。公共会社はオリジナル版では電力会社と水道会社でしたが、この香港版では電力会社とガス会社です。香港の水事情はよくないからじゃないかとR君が教えてくれました。

K君は終盤にグリーンを揃えます。しかも比較的安値で交渉をして手に入れることに成功しました。グリーンに家を建てるのは難しいのですが、土地そのものの値段が高いので最後の総資産勝負では有利です。

Y君はうまく交渉をして利得を積み重ねていきます。多くの土地を原価以下で手に入れました。最後の最後にも自分が止まったマスの土地をわざとオークションに出して、安く手に入れていました。こうした積み重ねが最後に生きます。

I君は所得税に何度も止まるなど、運が向きませんでした。あと少しで独占できそうな土地がいくつかありましたが、結局独占に至りませんでした。

このように、大きな変動がない状態で時間になりました。総資産勝負です。この計算にクレジットカード方式は便利です。そして集計をした結果、Y君がわずか数百Kの差でK君を上回り優勝しました。地道な利益の積み重ねによる勝利です。

次回はドリルやパズルなどの紙の活動をしようかと考えています。