山下です。
小2になると漢字が書きたい気持ちが強くなります。教材は俳句一点張りです。

多少難しい漢字が含まれていても、読みは完璧です。すでに耳で「発音」を覚えているからです。昔で言う素読ですね。

私も『論語』や『老子』の素読を小学生時代から行っていたため、中学や高校時代にそれぞれの「文字」に出会ったとき、懐かしいという感慨がこみ上げてきたのを思い出します。

ただ、毎回同じような教材を使うとマンネリ化します。

今回は、白い紙を渡し、5つの指定した俳句の書き取りに挑戦してもらいました。「もう覚えた!」と最初は威勢よかった子ども達も、真っ白い紙を目の前にして、いわば「足の届かない」海で泳ぐような気分に陥ったことと思います。普段はプールで自由に泳げる自信がついても、海には特有の恐怖感が伴いますね。

こうして遠いギリシアの聖人ソクラテスの「無知の知」の教えを実践しつつ(笑)、今回とりあげた一つ一つの俳句について、上(かみ)の句の2文字だけを私がヒントを出した後、全員でその続きを声を合わせて朗唱する、というスタイルをとりました。

すると、ある句について、作者を言う段になって、A,B君は「芭蕉」と言い、C,D君は「一茶」と言う、という食い違いも生じたりしました。では正解はどちらだ?という緊迫した場面も出てきたので、最初に懸念した「マンネリ化」はどこ吹く風となりました。

残った時間で子どもの持ってきてくれた絵本(ティラノサウルスが主人公の絵本で、名前は記録しませんでした)を読み、めでたく本日も終了とあいなりました。この絵本はなかなか感動的で、子ども達はすでに何度か読んでいるらしいのですが、最後まで静かに聞き入っていました。

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