『山びこ通信』2013年度冬学期号より、クラスだよりを転載致します。

『ことば2年』『かず2年』『調査研究入門』 担当:浅野直樹

これらのクラスには内容の共通点がありません。むしろ定まったカリキュラムがないということが共通点です。それともう一つ、主体的に参加するという姿勢が共通しています。

ことば2年クラスでは百人一首やいろはカルタで、こちらの当初の意図とは異なる展開を見せました。百人一首は札を取るカルタをするのは難しすぎたようで、坊主めくりの延長から人の名前を読み上げてその人の絵札を取るというルールに落ち着きました。いろはカルタでは取った札の枚数よりも自分の名前を完成させられるかどうかが目標になりました。どちらも生き生きと言葉に触れてくれたという確かな手応えがあります。

かず2年クラスではポーカーや花札で大いに盛り上がりました。ポーカーでは手札がどの役を構成するのかを正確に把握することは当然として、確率や他の人の様子から攻めるか降りるかを決めるという判断を迫られます。花札ではやはり得点を正確に計算することを前提にして、得点を最大化する戦略を取りつつ、特殊な役も考慮する必要があります。どちらのゲームも勝とうとするなら非常に頭を使います。

調査研究入門クラスでは課題の設定から自分でします。そしてアイデアを出すのも自分なら、資料を集めるのも自分です(もちろんこちらでお手伝いや提案はしますが)。原稿を作って発表するのももちろん自分自身です。これだけのエネルギーを注いで発表の日を迎えるので、冬休み中に開催した発表会では熱のこもったやり取りがなされました。録音しておけばよかったと思ったほどです。

どのクラスも熱気に包まれています。この山びこ通信や毎回の授業報告をしているブログで少しでもそれを伝えられたらと思っております。

(浅野直樹)

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