秋学期開始間近

ヤマシタです。
今日はすこしだけ暑さのパワーが弱くなったかなと感じましたが、それでも暑さの絶対値、湿度の高さはそうとうなものです。
9月からまた気分一新して勉強にとりくんでいきましょう。

受験生は、あれこれ手を広げず、今まで自分が取り組んだ問題集の中でこれは!と思うものにしぼり、その完全制覇を心がけるのがよいでしょう。その中から同じ問題が出たら絶対とける、と信じることができます。(そして実際同じ問題は出ます。)複数の問題集を1度ずつ手をつけるなら、1冊を複数回繰り返したほうがよいわけです。
同様に、模擬試験についても、本番で同じ問題が出たら(厳密な意味で同じ問題は出ないとしても類似問題が出る)かならずとくんだ!という気持ちで復習することです。
サッカーで言えば、アウェイで負けた借りはホームで返す!とばかりに、家でもういちど対戦することで前回の得点を上回る経験をしておくべきです。じっさい、家でやりなおせば落ち着いて解けることもありますし、答えを覚えていることもありますので、ふつうに取り組んでも、前回のスコアを下回ることはまれです。数学の場合でも解法を暗記するくらいやりなおし、日を決めてもういちど時間をとってリベンジする。できてあたりまえ、と言われるかもしれませんが、前回50パーセントの答案が、今やれば100パーセント正解できる!という自信は重要です。模試を5回受けたとして、全部で1000点分の問題がある(1科目200点満点の場合)として、入試の1ヶ月前までに、いつでも1000点取れるといえる人は少ないでしょう。
私自身、11月に3割の生物が、本番で9割を超えました。模試の完全丸暗記の賜物です。センター模試は(科目によりますが)ある程度来年出る問題の傾向をふまえているはず。つまり、予想問題になっている。解答を全部暗記できるようにするだけでもだいぶ結果は変わります。国語の現代文などは出たとこ勝負でいくほかないと思いますが(笑)。