1128 何でも勉強相談会(第22回)

浅野です。

今回は4名の参加者がありました。一人ずつ様子を紹介します。

中1のAさんは学校で指定された数学の問題集を進めていました。どうせテスト時に提出を求められるのだから早いうちにやっておくという作戦です。残してあった難しい応用問題をこの日に質問しました。この何でも勉強相談会の一番シンプルな活用のしかたは、日々の学習での疑問点をためておいて質問することです。

中3のBさんは高校入試で作文が必要だけれどもどうしたらよいかという相談でした。一口に作文といっても学校によって出題形式や意図も様々でしょうから、募集要項を見るのが先決です。そうすると学業と部活動の両立を重視する学校であり、課題文を読んだ上での作文が課されるということがわかりました。それならば作文中で必ず課題文と関わらせるべきです。あとは字数制限の8割以上を書く、段落分けをきちんとするといった点を守ることができれば大丈夫でしょう。

中3のCさんは学校の定期テストの答案と、志望する高校の過去問題を持ってきていました。これらを大事にするのは基本に忠実なよい姿勢です。数ヵ月後に自分が受ける試験がどのようなものか知っておくと、それを念頭において勉強することができます。そして日頃の定期テストでの学習がいかに大切かがわかります。

高卒生のDさんは現状を報告してくれました。春から夏にかけて蓄えた力を秋の模試で発揮できたかを確認するのがこの時期です。数学はどの分野も基本は確実にできるようにして応用問題も解けるような得意範囲を作ること、英語は語彙を増やして長文を読めるようにすること、理科は科目選択の都合もあって量が足りていないのでとにかく量を増やすことです。あと3ヶ月ほどですので最後までやり切ってもらいたいです。