福西です。5/12の記録です。

ゴールデンウィークがあけて久しぶりの授業でした。最初に「桃栗三年」のおさらいしました。以前の覚えたてよりもさらに、すらすら言えるようになっていたので、「ゴールデンウィーク効果」に驚きました。

さてこの日は、「しりとりカルタ」というものを始めました。これまで授業の終わりにホワイトボードで「しりとり」をするのがブームで、いつもせっかく書いてくれた字を消すのが忍びないと感じていました。そこで、何か形のあるものに閉じ込められたらと、授業でしている「カルタ」と組み合わせて取り上げることにしました。

ルールは一つだけです。しりとりになるように、順番にカードを作っていくことです。字を書いたら、横に自由に絵をつけても構いません。この作業を私も含めた四人で分担し、今日は以下のようなところまでできあがりました。

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みんな大変字が上手なことに、改めて感心しました。

Tちゃんは犬が好きで、ダックスフントという長い名前に挑戦していました。また「ラジオ」の絵がびっくりするぐらい上手でした。

R君は「ぱぱ、ぱんだ、だるま、まま」というつなげ方がうまいです。また「まんとひひ」にかなり気持ちを込めていました。

Hちゃんは、「だいこくや」の絵のなかに、「ねえ、これであってる?」と、「DAIKOKUYA」と英語の看板も書き、実物そっくりに再現していました^^

後はこれをはさみで切って、厚紙に貼りつけて完成させます。もう一度順番を組み替えて、並べなおした時、はたしてちゃんと「しりとり」になっているでしょうか…? 楽しみです。また「ばらばらに並べてカルタにもできるからね」と言うと「やったぁー!」とはしゃいで喜んでくれました。

実は2年生の岸本先生のクラスで今している「俳句カルタ」をまねてみました。(1年生なのでそれが「しりとり」というバリエーションです)

後半は、五月なので、ショウブやヨモギにまつわる『食わず女房』という話の紙芝居をしようと予定していたのですが、「絵本がいい!」という声が大勢を占めたので、『まんじゅうこわい』の絵本に変更しました。これだとみんな納得するのがおかしかったです。

おそらく幼稚園の頃に戻るなつかしさより、自分たちは成長している! という自負の方が強かったのだと思い、今回はそれを尊重することにしました。

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(『まんじゅうこわい』)

「このお話、知ってる?」と聞くと、三人とも首を横に振り、Tちゃんだけが「落語は知ってる!」ということでした。でも三人とも興味がある様子だったので、読み始めました。(ちなみにこの絵本落語のシリーズは、じつは当たりはずれがあって、今回の『まんじゅうこわい』は、その中で一番OKな作品です^^ あと、実際に声に出して読んでみると意外と文章の多さは気にならないのがいいと見直す部分もありました)。

まんじゅうを「こわい、ああやだ、こわい!」と言いながら、むしゃむしゃと食べるところが一番インパクトがあったようでした。最後の「お前は一体何が本当は怖いんだい」と聞くところで、「ここらで濃いお茶が一杯(一番)怖い」は、ちょっとまだ三人とも「?」という感じでしたが…。

「さて(まんじゅうが怖いという男の枕もとに、ありとあらゆるまんじゅうを置き)、ふすまを開けると、男はどうしているでしょうか…?
1)泣いている
2)笑っている
3)気絶している」

と、お話の途中で質問タイムを作った時、TちゃんとR君は素直に「泣いている」と答え、Hちゃんは「笑っている」と返してくれました。す、鋭い。また読んだあとでR君も「この人、うそついてたんでしょう?」と念を押してくれたので、「そうそう!」と私も念を押し返しました。

その後は、あえて解説になることを避けましたが、落語はきっとクラシック音楽と同じで、何回も読んでいるうちに「ああ、そういうことか」と飛び込んでくる音色があるのだと思います。今の1年生たちが、また同じ話を聞く機会が巡って来た時に、次は一体どんな印象を持つのかな…ということが、ちょっと楽しみに思えてきました。

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