0516 何でも勉強相談会(第16回)

浅野です。

今回は比較的少数の参加でした。

予備校での課題を持ってきてくれた生徒がいました。分量が多くて大変そうでした。全部を完璧にやろうとせずに、予備校での授業についていけるよう最低限のポイントは押さえ、その上で時間と相談しながら自習をして理解を深めるのがよいのではないかと話しました。

課題の中身は数学の極限あたりの範囲でした。高校レベルだと極限を厳密には定義せず、直感的に考えます。問題は∞-∞や∞/∞の不定形で、その際はちょっとした操作を加えて極限が見えやすい形にします。等比数列の極限は、公比(r)の値によって変わります。

質問をためてこの相談会に来てもらえると効率的だと思います。

中3で因数分解をしている生徒もいました。学校の先生が難しいと強調する割には簡単だと言っていました。確かに基本形はよくできています。共通因数でくくってから公式を使うという複合形に詰まっていたくらいです。

話を聞くと、今は中1、中2の復習をそれほど進めることはできていないようです。学校がある間は今習い進めているところの理解を優先すべきなので仕方ない部分もあります。高校受験を真剣に考えている中3生には夏休みでこれまでの復習を完成させることを強くおすすめします。