12/14 ことば2年A

岸本です。

早いもので、今年の最後のクラスです。

今回は、前回できなかった「しりとり」に挑戦しました。

「しりとり」といっても、勝負をするのではなく、ひとりで単語を連ねていく、「一人しりとり」です。

それほど難しくはなさそうですが、実際やってみると、意外に自分の語彙が乏しいことに気づかされる人が多いのではないでしょうか。
大人ですらそうならば、子供さんにとってはかなり難しい課題であるはずです。

今回はだらだら続けるのももったいないので、目標を最初に決めました。
子供さんは大きく「百こ」と打って出ました。
一人でそれだけ続けられたらたいしたものです。
さっそく、しりとり→りんご→…から始めていきました。
順調かと思いましたが、最初の壁は「つなひき → き…」でした。
落ち着いて考えればたくさんあるはずですが、少し焦っていたようです。
こちらからヒントを出して、とりあえずここはクリアしました。
いったん落ち着くことで、次からはすらすらと単語が出てきました。

続いて最大の難関だったのは「こむぎ → ぎ…」でした。
ヒントを出そうとすると、「ダメ、自分で考える」と言って、あくまでも自力で単語を捻り出そうがんばってくれました。
ここだけで5分以上悩み、最終的にはヒントに頼る結果になりましたが、そのがんばりは認めてあげたいですね。

その後は、かなり順調でした。
30個を突破したあたりから、残りの余白も考えて文字を小さくしていったのには、もっと書くぞ!という意気込みが感じられました。
あとは時間との戦いです。
ヒントも得ながら思いつくままに、単語を書いていくうちに、とうとう時間となりました。
100個には届きませんでしたが、70個の単語をつなげることができました。
用紙も単語でいっぱいになっていました。
目標には到達できませんでしたが、あとはひとりでも大丈夫でしょう。
冬休みの間に、あと30個つなげて、ぜひ目標を達成してください。

次回は来年の1/11です。
せっかくですから、カルタをまたやりたいですね。
体調などに気をつけて、良い年末年始をお過ごし下さい。