岸本です。

冬学期が始まったとおもったら、もう今年のクラスは最後ですね。
今日はいつもの『ガリバー旅行記』を読んでから、物語作りという新しい取り組みに挑戦しました。

前回、言葉を覚えたガリバーは、リリパット国王の条件をのむことで念願の自由を手にしました。
しかし、その後、「思いもよらないこと」が起こります。
ある日、彼の下にひとりの大臣が訪れ、現在のリリパット国が戦争状態であることを打ち明け、彼に戦争を止めさせるよう協力を求めてきたのです。
彼によると、リリパット国と隣国のブレフスキュ国では、たまごの割り方をめぐって三年もの間戦争をしているそうです。
その経緯にガリバー同様、子供さんもあきれていました。
しかし、原因が「たまごの割り方」であっても、その結果リリパット国では40隻の軍艦と3万人の兵士を失われたことがわかると、生徒さんは驚いていました。
子供向けにアレンジされているとはいえ、風刺のきいたシーンですね。
さて、大臣の頼みを引き受けたガリバーは、果たしてどのように戦いをやめさせようというのでしょうか。
来年の楽しみにしておきましょう。

後半は、子どもさんから要望のあった物語づくりに取り組みました。
いきなりお話を書くのもよいのですが、今回は先にイメージを絞り出すことにしました。
どんな言葉でもいいので、物語に盛り込みたいことを箇条書きにしていくのです。
子供さんからは、「動物」、「楽しい」、「音楽会」、「森」などのキーワードが出ました。
続いて、そのキーワードを深めていきます。
例えばどんな「動物」が出てくるのか、「音楽会」の楽器は何か、などです。
そうこうするうちに、選んだ動物が出てくる舞台は森だけでいいのか、あの動物はこの楽器をどういう風に弾くのか、いろいろ疑問が出てきました。
もしいきなり物語を書いていたら、ここで一からやり直しですが、キーワードを出していく方法では、こういうことを未然に防ぐことができますね。
今日はこのあたりで時間となりましたが、次回は今回挙げたキーワードを組み合わせながら、物語の骨格をつくっていきたいと思います。

Share