0713 何でも勉強相談会(第7回)

浅野です。

7月に開催された何でも勉強相談会の報告をさせていただきます。

前回、前々回は学校での定期テストの時期と重なったこともあり、それぞれ6名の参加と大賑わいでした。質問も多岐に渡り、みなそれぞれに学びを進めていた姿が印象的です。また。保護者の方からの進路相談も受け付けました。偏差値などのデータを元にして合格可能性などを云々することはできませんが、日々の学習の進め方や進路選択及び入試制度についての一般的な話ならすることができます。これからも毎月相談会は開催する予定ですので、関心を持たれましたらご一報ください。

ここからは今回の相談会の報告です。梅雨時の大雨の時間帯だったこともあり、2名の参加でした。

中一のAさんは、1つの国を取り上げて調べてまとめるという夏休みの社会の宿題をしました。まずどの国を取り上げるかという相談をしました。テニス発祥の地であることから、イギリスを取り上げることに決まりました。教科書や地図帳で基本的なデータを集めただけでは物足りなかったので、インターネットを使うことにしました。Wikipediaには膨大な情報があります。Aさんは要領よくそれをまとめていました。人口などの数値が教科書と違っていることにも着目しました。

そしていよいよテニスとイギリスとの関係を調べようとしたのですが、教科書はもちろん、インターネットを使ってもなかなか目当ての情報にはたどり着きません。検索語を工夫してもごく簡単な記述しか見つからなかったのです。そこで私が英語で調べてみました。そうするとやや詳しい情報がありました。テニスがイギリス発祥とされるのは特許を取った人がいるからで、実際はフランスで始まったらしいこと、ソフトテニス(軟式テニス)は実は日本が発祥で、21世紀になってようやくヨーロッパに広まったことなど、興味深い発見がありました。

中二のBさんはちょうど学校から受け取ったばかりの通知表を元にいくつかの質問をしてくれました。主に、それぞれの項目がどういうことを示していて、これからどのように学習を進めていけばよいかという相談です。細かく見ていくと、理科の科学的思考(化学反応や電流等)が苦手であることが判明しました。そういうことなら夏休みにそれらの範囲の復習をしたらよいと伝えました。通知表はそうしたことを気づくきっかけとして活用すればよいわけで、評価に一喜一憂することはありません。

次回は8月21日(土)の18:30~21:30です。夏休みの自由研究、各教科の質問、進路相談等、可能な限り対応させていただきます。単に自習に来るのも大歓迎です。