色モスの巻き方(巻き方編)

福西です。

続いて、色モスの巻き方編です。

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まず、大モスですが、写真のようにA4をそのままの大きさで「横長」に挟んで巻いていきます(折り紙の出番はまだです)。そして最後の1巻き程度の余白を残して止めます。

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紙の隙間に、半分に切った折り紙を2片(=1枚分)「裏向け」にはさみます。このとき折り紙の片側には、半分に切った時の切り跡が残っていると思いますので、そちらは挟さまないでください。切り跡の方を挟むと、折り紙が外れやすくなります(それほど神経質になることでもないです)。

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最後まで巻いていきます。もしここで折り紙がはじけて外れてしまうようであれば、折り紙を挟んだときに先に折り紙と下の紙とをのり付けしてください。(のりづけなしでも5回に4回はちゃんと巻けます)

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最後、のり付けします。ここで、折り紙の縁をしっかりと塗ります(縁を塗らないと変になります)。

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折り紙の縁が外れやすいので、指でおさえてのりをしっかりとつけ直してください。これで一本が出来上がりです。

次は、小さいモスです。小モスの方がやや失敗しやすいです。

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A4を3/4(慣れたら7/8がベストです)に切って、小モス用に小さくします。1/4の切れ端も後で使うので残しておきます。

注意:
7/8の紙で作った小モスは、強固ですが、穴にささりにくいというデメリットがあります(いわゆるプロ仕様?です)。それで組み立てる場合は、大モスの穴をつぶさないように慎重にさしてください(穴をつぶすと極端に強度が落ちます)。

逆に3/4の紙で作った小モスならば簡単に穴にささりますが、抜けやすいです(特に回転が垂れてしまいます)。組み立てに慣れるまでは(小学生は特に)3/4の小モスをお勧めします。いざという箇所で7/8モスと使い分けるのが良いでしょう。

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こんな感じに。手前が小モス用の紙のサイズです。
注意:小モスの場合は、はさみで切らなかった切り跡の無い方をローラーに差し込んで使ってください。うまくローラーの溝にささらないと思います。

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紙を巻いたら、大モスの時と同じように最後の1巻きのところでとめて、半分に切った折り紙を2片、裏向けて挟みます。

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折り紙を巻いたら、最後にていねいに「縁」をのり付けします。小モスは大モスよりも紙が戻りやすいので、しっかりと。

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縁を塗りすぎて、ローラー台がのりでべたべたしてくると思いますが、そのときはさっき残しておいた1/4の切れ端(小さいモス用の紙を作るときに出たもの)を、写真のように貼ります。だいたい5本作るごとにべたべたしてくるので、上から順に貼り替えていくといいでしょう。これで心置きなくのりが塗れます。

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これで大小1本ずつの「できあがり」です。