春学期のクラスだよりを「山びこ通信」6月号より転載します。

今学期の古文講読は1 名の受講者ですが、「離れ」の教室を使い、落ち着いた雰囲気の中で古文を読んでいます。前学期からの継続で『方丈記』を読んでいましたが、それも読み終えました。鴨長明の思想が、全体を丁寧に読むことでより深く理解できたと思います。継続して読み続けることはたやすいことではありませんが、山は必ず越えられるもの。方丈よりはやや広い「離れ」で、いにしえの人たちに思いを馳せる時となっています。

引き続いて、『枕草子』を読み始めました。岩波文庫版を基本テキストとし、その他の本文や注解書を参考にしながら、一段ずつ読み進めています。すでにあちこちで目にした事のある章段が、全体の中でどのように見えてくるのか。普段取り上げられない章段にはどのようなものがあるのか。毎回、発見を楽しみにしながら読み進めてます。
ご興味のある方はどうぞご連絡ください。高校の文法程度を学んでいれば大丈夫です。(文責前川裕)

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