かず6年(0904)その2

福西です。

Yu君が、以前考えた「1000個の豆電球」の問題(>こちらの記事)について、答案を仕上げてきてくれたので掲載します。

 

Yu君の答案(()内は補足で、それ以外は原文のままです)

結論、1000が終わったときのつ(点)いている豆電球の数は31です。

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なぜなら、まず1から少しずつ約数を調べていくと、その数の約数の(個)数奇数のとき、豆電球はつくことがわかった──「A」 。そして、100までの数の時は、ついている数は10こだったので、1000までの2乗の数限界を考えると、まず、30×30で900になり、次に33×33をすると1089になったので30と33の間に限界があるから32×32をすると1024になって31×31をすると、961になって(点いている)豆電球は31(個)になります。

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<─「A」図>

① (約数)①

2 (約数)1 2

3 (約数)1 3

④ (約数)1 ② 4

5 (約数)1 5

6 (約数)1 2 3 6

7 (約数)1 7

8 (約数)1 2 4 8

⑨ (約数)1 ③ 9

10 (約数)1 2 5 10

11 (約数)1 11

12 (約数)1 2 3 4 6 12

13 (約数)1 13

14 (約数)1 2 7 14

15 (約数)1 3 5 15

⑯ (約数)1 (2) ④ (8) 16

17 (約数)1 17

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【コメント】

「2乗の数である」ということが、「その約数の個数が奇数個であること」と一対一に対応していることがミソですね。またYu君が独自にひねり出してくれた、2乗の数の「限界」という言葉づかいに「おお!」となって、シビレました!

このように頑張って書いてくれたものは、「算額」のように残していこうと思います。ぜひまた次も挑戦してください。