「山びこ通信」(2009.6)より古文講読のクラス便りを転載します。

今期の古文講読は引き続いて『徒然草』を読んでいます。お一人のご参加ですが、毎回丁寧に準備をされていることもあり順調に進んでいます。すでに上巻を読了し、引き続き下巻を読み進めています。通して読んでいくことで、「こういう表現が前にもあった」「この内容は、よく出てくるようだ」といった気づきも与えられ、一つ一つを個別に読むのとは違った楽しみ方ができていると思います。しかし驚かされるのは、現代にそのまま当てはまるような思想、考え方が沢山見つかることです。兼好がいかに人間洞察力に優れていたかということに改めて感服するとともに、現代の問題を千年前の視点から改めて捉え直す機会ともなっています。

継続して取り組んでいますが、途中からの参加に問題はありません。ぜひご一緒に、古典随筆の世界を味わってみませんか。
(文責 前川裕)

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