0710 英語講読(ハリー・ポッター)

腕の骨を再生させながら眠っていたハリーが痛みで目を覚ましました。するとハウルエルフのトビーがスポンジで額を拭いてくれていました。

 

ハリーポッター解答     ハリーポッター問題

 

ドビーはハリーがホグワーツに来てしまったことを悲しんでいます。駅のゲートを通れなかったのもドビーの仕業でした。それにクィディッチの試合でハリーばかりを狙ったブラッジャーもドビーが仕向けたものでした。そして秘密の部屋が再び開かれた今となっては、ハリーがここにいるのが危険だとのことです。ここまで口をすべらせたドビーもそれ以上は言いませんでした。

 

ドビーはこのように口をすべらせては自分で自分を罰したり、あるいは仕事でへまをしてご主人様から罰せられたりしています。枕カバーを着ているのも奴隷のしるしだそうです。

 

ハリーとドビーが会話していると足音が聞こえてきました。ドビーは慌てて消え、ダンブルドア先生とマクゴナガル先生がdormitoryに入って来ました。ハリーがいたのはhospital wingなのにdormitoryに入ってきたと記述されているのが不思議だという指摘がありました。hospital wingは寝室や談話室と同じ建物にあって、それをまとめてdormitoryと呼んでいるのかもしれません。

 

ダンブルドア先生とマクゴナガル先生は像のようなものをベッドに置き、マダムポンフリーを呼びました。何とコリンが石化させられていたのです。攻撃者が写っているのではないかと彼のカメラを開けると溶けてしまいました。ダンブルドア先生によるとこれは秘密の部屋が再び開いたということです。

 

ところでダンブルドア先生の名前はAlbusでマクゴナガル先生はMinervaです。albusは白いという意味で、Minervaは知恵などを司るローマ神話の女神です。どちらもそれぞれの先生の特徴をよく表しています。

 

ここから11章です。翌朝ハリーの骨は再生し、帰ってもよいと言われます。そしてコリンやドビーのことを話そうとロンとハーマイオニーを探します。しかし見つかりません。まさかと思いながら見たマートルの女子トイレで彼らを発見しました。

 

ロンとハーマイオニーはコリンの一件をすでに知っており、そのためにポリジュース薬を早く作ろうとそこにいたのでした。それでもドビーのことは知らなかったので、驚いてハリーから話を聞きます。

 

今回の範囲ではイギリス版とアメリカ版との違いが目立ちました。中にはRon and Hermione がHermione and Ronになっている箇所もあり、その理由が気になりました。もしかすると単にそういう気分だっただけかもしれませんが。

 

このあたりで春学期の最終回も時間となりました。9月の第一週に再開します。