山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

「トムは真夜中の庭でを読む」の記事一覧

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2022/1/21)(その2)

福西です。 (その1)の続きです。 さて、庭園に行くと、ハティが他の人たちとスケートを楽しんでいました。ハティはだんだん社交的になっていることがわかります。一方のトムは軽く仲間外れの気分を味わい、いっしょにすべることを拒 […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2022/1/21)(その1)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 21「いつも「時」のことばかり」を読みました。 トムは、アランおじさんから、「時」についてレクチャーを受けます。しかしトムが不 […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2022/1/14)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 20「天使のことば」を読みました。 トムは、雪の庭園でハティと会います。この物語で初めての冬の場面です。 ハティは大人びて社交 […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2022/1/7)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 19「つぎの土曜日」を読みました。 ここは、14章の「辞典をしらべる」と同じような「合間」の章です。 この物語は、トムがアパー […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/12/17)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 17「ハティをさがしもとめる」を読みました。 全章とあわせて、物語の山場の一つであり、物語の転換点です。 アベルはトムのひたむ […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/12/10)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 16「木のなかの家」を読みました。 ハティは、トムがびっくりするほど木のなかの家のことに夢中になっていた。(…)この木のなかの […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/12/3)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 15「塀の上からの眺め」を読みました。 トムとハティは木登りに夢中になります。最後まで残った「油断大敵」に登ることについに成功 […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/11/26)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 「14 辞典を調べる」を読みました。 トムはハティと言い争いをした後も、やっぱりハティは幽霊ではないかと思います。 そこで、ハ […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/11/12,19)

『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 13章「今はこの世にないバーソロミューさん」を読みました。 12章と合わせて、ここが一つの山場です。 12章では、トムはハティが「見えない […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/10/29、11/5)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 10/29に11「川は海へそそぐ」を、11/5に12「ガチョウたち」を読みました。 ハティはトムに手伝ってもらって、弓矢を作り […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/10/22)(その2)

福西です。 10「いろいろな遊びといろいろな話」の受講生たちの要約です。 H.Aさん ハティ王女は自分の王国をトムに案内し、様々な話をする。彼女はトムに秘密の場所を紹介する。トムは、ハティは王女ではない、という結論を出し […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/10/22)(その1)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 10「いろいろな遊びといろいろな話」を読みました。 (冒頭) ばじめトムは、もしかしたらハティはほんとうに王女かもしれないなと […]