山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

「西洋の児童文学を読む(中学高校)」の記事一覧

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2022/1/21)(その2)

福西です。 (その1)の続きです。 さて、庭園に行くと、ハティが他の人たちとスケートを楽しんでいました。ハティはだんだん社交的になっていることがわかります。一方のトムは軽く仲間外れの気分を味わい、いっしょにすべることを拒 […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2022/1/21)(その1)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 21「いつも「時」のことばかり」を読みました。 トムは、アランおじさんから、「時」についてレクチャーを受けます。しかしトムが不 […]

『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を読む(西洋の児童文学を読むC、2022/2/3)

福西です。 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』(エリナー・ファージョン、石井桃子訳)を読んでいます。 第2話「若ジェラード」を読了しました。 受講生の要約です。 第2話 若ジェラード 要約/Y.M. 若ジェラードとよばれて […]

『赤毛のアン』を読む(西洋の児童文学を読むB、2022/5/20)(その1)

福西です。 『赤毛のアン』(モンゴメリ、村岡花子訳、新潮社)を読んでいます。 p21~p29を読みました。アン、登場です。 マシューがブライト・リバー駅へ向かう間、マシューのことが描写されます。一言でいえば、女性を怖がる […]

『赤毛のアン』を読む(西洋の児童文学を読むB、2022/5/13)

福西です。 『赤毛のアン』(モンゴメリ、村岡花子訳、新潮社)を読んでいます。 p10~p20を読みました。第1章「レイチェル・リンド夫人の驚き」の後半と、第2章「マシュウ・クスバートの驚き」をさわりを読みました。 第1章 […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2022/1/14)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 20「天使のことば」を読みました。 トムは、雪の庭園でハティと会います。この物語で初めての冬の場面です。 ハティは大人びて社交 […]

『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を読む(西洋の児童文学を読むC、2022/1/27)(その2)

福西です。 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』(エリナー・ファージョン、石井桃子訳)を読んでいます。 前回触れた箇所は、印象的な箇所なので、原文でも見ておきました。(日本語は拙訳) “To bear the s […]

『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を読む(西洋の児童文学を読むC、2022/1/20)

福西です。 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』(エリナー・ファージョン、石井桃子訳)、第2話「若ジェラード」を読んでいます。 若ジェラードの小屋へ、シアの結婚式から酔っぱらい連中が流れてきます。 酔っぱらいは羊飼いに酒を要 […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2022/1/7)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 19「つぎの土曜日」を読みました。 ここは、14章の「辞典をしらべる」と同じような「合間」の章です。 この物語は、トムがアパー […]

『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を読む(西洋の児童文学を読むC、2021/12/16)(その2)

福西です。 (その1)の続きです。   シアはまたやって来ます。しかしその間隔は、せいぜい次は夏、そして次は来年の春という具合でした。 それでも若ジェラードは平気でした。シアが去りまたやって来ることは、春に花が […]

『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を読む(西洋の児童文学を読むC、2021/12/16)(その1)

福西です。 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』(エリナー・ファージョン、石井桃子訳)、第2話「若ジェラード」を読んでいます。 若ジェラードが17才になった時。再び、シアが彼の目の前に現れます。シアは領主の娘。一方、若ジェラ […]