今日は「山びこ通信」の最新号をお持ち帰りいただきました。

過去最大のボリュームとなったのは、新たに着任した先生が増え、クラスだよりのページが充実したためです。

Ikuko先生の「幼稚園だより」のページもありますが、私は、世の中に大学の付属幼稚園は無数にあるのに対し、山の学校はお山の幼稚園を土台として展開する活動である点に存在理由があると思っています。

世の中の「偏見」(=世の中はそれを「常識」と呼びますが)として、「幼稚園は遊び、小学校以上は勉強」という考え方があります。

この前提に立つとき、小学校以上の学びは「楽しい」と思える確率が低くなり、どちらかといえば「喜び」でなく「仕事」になりかねません。

仕事として学ぶ癖がつくと、試験が終わると遊び、入学試験が終わると遊ぶ癖がつきます。

逆に、喜びとして学ぶことは小学校に入ってからも可能であり、そのように学びの火を自ら燃やし続けた人が、山の学校で子どもたちを教えてくれています(厳密には教えるというより、ともに学んでいます)。

けむに巻くような文章と思われた方も多いでしょう。

今まで、おりにふれて、このような話をブログ(園長日記)には書いてきましたが、90分ほどの内容を文章化したものがあるので、ご紹介します。

>>「勉強とは何か」

山の学校のブログも毎日更新していますので、よろしければごらんください。

>>山の学校のブログ

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