春型アゲハ(ナミアゲハ) 越冬し、先週金曜日に羽化
さなぎから半年間過ごしたケース 卵~幼虫時代を過ごしたカラタチの木の新芽(現在)
昨秋、園内のカラタチの葉に育っていたたくさんのアゲハの3齢幼虫を、みんな大事に観察していた頃、どうしても飼育ケースの中で育ててみてほしいと幼虫を持ってきたのは当時年中児のSくんでした。その幼虫にSくんはお名前もつけてあげて、エサ(葉)を取り替えながら5齢幼虫を経てサナギで越冬する間も見守っていましたが、ついに、サナギは先週金曜日の幼稚園も終わった夕方にケースの中で羽根を広げ成虫になっていました。
さっそく花を入れると、羽根をゆっくり動かしながら近づいて閉じたり開いたりしながら飛び立つ準備をしていたので、満開のユキヤナギの花の中へ入れてあげました。残念ながら園が2日続きのお休みの為に、Sくんは直接羽化したアゲハは見られなかったのですが、昨日デジカメを見ながら事情を確認すると、うん、とうなずいてとても嬉しそうに納得していました。
親が我が子の成長を見守るように、生き物の成長を見るのはとても楽しく嬉しいものです。お家の犬,ネコなどは勿論、身近にいる小さな生物を飼いながら観察したり調べたりしながら好奇心と命を大切に思う心が育ってくれればと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ10」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 電話連絡テスト実施のお知らせ(27日午前7時~)
でした。