4/16 中学・高校英語

退職された岸本先生の後任で新しく講師を勤めさせていただきます吉川です。これから毎回、授業報告や感想をここにのせていきたいと思います。

中学生2人と高校生1人のクラスですが、高校生の生徒さんはお休みのようでした。最近は風邪がはやっているようなので、くれぐれも体には注意したいところです。

まずは、生徒さん2人と自己紹介。2人ともクラブ活動や勉学に元気に取り組んでいるようですが、今年で3年生になり、高校入試をひかえているので、1人は少し不安そうな様子でした。高校入試は入試の点数だけでなく、中学校の成績も関係してくるので、期末テスト対策も重要になってくることを聞かされ、私の通っていた東京の受験事情との違いに驚きつつも、2人に基本から勉強することの重要性とその効果について説明しました。

英語の力は、文法・語法・単語力が基本になっており、読解問題でも英作文問題でもリスニング問題でも結局は、基礎知識が瞬間的に出てくるまで血肉化しているかどうかで得点が決まるということを説きました。また、英語の点数はある一定の地点から爆発的に伸びるので、努力に対して一定の目に見えた成長がなくても不安にならないことが大切だということも説明しました。そして、最も力を入れて説明したのが、音読の重要性です。英語の長文を読む時は、単語を一つ一つ独立してみようとするから分からなくなるのであり、フレーズごとに理解していけば、読む速さも上がり、理解度も高まります。例として生徒さんの教科書をコピーして、然るべきところにスラッシュを入れて、リズムよく読む練習をしました。はじめは少し混乱していましたが、2回目からはコツがつかめかけている様子でした。

その日は、イントロダクションとして、本格的な授業は音読だけにして、次回以降の授業方法を決めていきました。

まずは、単語テストを行い、次に教科書や長文の音読練習、そして入試対策のリスニング練習、最後に英作文・英文法ドリルをやっていくことにしました。読解練習は中学校の授業で予習・復習含めてしっかりやっているみたいなので、音読で補充することにして入試直前まではやはり基礎力となる文法・語法力を繰り返しのドリルによってやっていくことにします。