4/19 中学ことば

岸本です。

今回は4名全員がそろい、にぎやかなクラスとなりました。
さっそく今日から、「おじいさんとランプ」という物語を読み進めていきました。

先週決めたとおり、一人の生徒さんがその担当部分を音読し、読み終わった後、漢字や言葉について他の生徒さんから質問を受け付けました。
担当の生徒さんが、できるだけそれに答えていきます。
例えば、「ランプの『ほや』とは何ですか?」や、「『すごすご』ってどういう意味?」などの質問がありました。
担当者が事前に調べてくれたものに関してはそれを答えてもらい、わからない部分は、広辞苑などで調べる前に、皆で考えてもらいました。
先の「すごすご」の例で言えば、文脈からこの擬態語の主体を割り出し、彼らがどのような気持ちだったかを考えた上で、その意味を推測していきました。
この場合、おじいさんに怒られた少年たちが、外に「すごすごと」出て行く場面でしたので、「楽しくなく」、「いやいや」といった説明がなされました。
その後で、辞書を引き、「興ざめしてがっかりした様」であることを確認しました。

とりあえず、全体を読み終わるまでこのように進めていくつもりです。
読むのが遅いとか、調べきれない言葉があるとか、自信がなさげな生徒さんもいましたが、これを良い練習の機会だと思って、堂々と読んでください。
わからないところは、これから理解すればよいのですから。

来週は、物語の中盤まで読み進められればと考えています。