0512 高校数学

浅野です。

このクラスは現在のところ1対1です。そのため、そのつどごとにやり取りをすることができます。

この日は新しく習い始めた微分にターゲットを絞りました。自分で教科書を読んだりしてある程度のところまで理解できた段階でした。微分の定義やグラフにおける意味などを一通り確認した後は、練習問題を通じて理解を深めました。

その中に平均変化率の問題があり、おかげで微分の概念的な理解を深めることができました。ある関数を微分したものは導関数と呼ばれますが、それ自体は接線ではなく、接線の傾きを求めるものです。そして接線の傾きと接点がわかれば、一次関数で傾きと通る一点がわかっている状態になるので、その直線を求めることができます。このあたりのことを図示しながら解説しました。

これまでは公式を覚えることで対応しようとする面が強かったのだけれども、物理の先生の勧めがきっかけとなって、本質を理解するように努めるようになったと話してくれました。それは非常によいことだと私も思います。