1007 高校数学

浅野です。

Sさんは先週の見立て通り、置換積分に入りました。何でも勉強相談会の時間も活用して、この置換積分の作業ができるようになりました。これを乗り越えるとかなり楽です。

これまでの復習としては確率の範囲でCの計算と二項定理がわかりづらいとのことでした。確率はあくまでも数え上げが基本であり、各種の記号や公式はそれを簡単にするための道具にすぎません。わかりづらければ数え上げと公式の中間のようなやり方でやっても構いませんし、むしろそちらのほうが応用することができます。

Uさんからは微分に関する細かな質問をいくつかされました。対数についてです。特に注釈がなくても対数の真数の部分は>0です。そして真数の部分に絶対値がついていても、微分すると絶対値がついていないときと同じになります。また、y=a^xのような関数を微分するときには両辺の対数をとり、それから両辺をxについて微分します。

もう一つ質問を受けたロピタルの定理については、高校の範囲外とされ、証明が大変なのでリンク先だけを示しておきます。

平均値の定理