『剪燈新話』から「金鳳釵記」の講読(東洋古典を読むクラス)

『東洋古典を読む』クラスの、最新のクラス紹介文が届きました。
次回クラスは、9/14(水)です。

興味をお持ちの方は、どうぞ「クラス体験」からご参加下さい!

(以下、担当講師より)

今学期は『剪燈新話』から「金鳳釵記」を選び、読み進めていくこととします。

『剪燈新話』は明代の瞿佑によって著された伝奇小説であり、「伝奇」の名の通り、普通には起こりえないような不思議な物語を多数収録しています。しかし、その内容はただ不思議な話を書き留めた、というものではなく、読者を魅了する巧みな筆致で物語を綴っており、文学的な面からも高く評価されています。

そのような『剪燈新話』の物語の中でも、幽鬼と人の悲恋を美しく描いた金鳳釵記はとりわけて感動を誘う一篇であり、漢文の学びのみならず、不思議な物語に興味がある人にとっても最適なテキストの一つではないでしょうか。

なお、本講座はzoomを使用しますので、遠方にお住いのかたでもご参加いただけます。

(以上となります)

(事務担当 梁川)